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本を読んで Part14

今回紹介する本はこちらです。

 

 

 

吃音: 伝えられないもどかしさ (新潮文庫 こ 71-1)

吃音: 伝えられないもどかしさ (新潮文庫 こ 71-1)

  • 作者:近藤 雄生
  • 発売日: 2021/04/26
  • メディア: 文庫
 

 

 

 

吃音 伝えられないもどかしさ 近藤雄生著

 

【目次】

プロローグ 18年前

第一章 死の際に立ちながら

第二章 ただ〝普通に〟話すために

第三章 伝えらないもどかしさ

第四章 新人看護師の死

第五章 言葉を取り戻した先に

第六章 私自身に起きた突然の変化

第七章 〝そのまま〟のわが子を愛せるように

エピローグ たどりついた現実

あとがき

文庫本あとがき

解説 重松清

 

私自身、5歳くらいから吃音があります。

もしかしたら、もっと前からあったのかもしれません。

幼稚園の時に、吃った記憶が今だにあります。

 

学生時代もずっと悩み、今でも吃音の悩みは絶えません。悩みの9割は吃音です。

 

仕事などの外では、言葉を言い換えたりコントロールしたりして、吃音を見せないようにできますが、(もちろん吃ることも多々あります)家では吃りまくりです。

びっくりするくらいだと思います。笑

 

吃音のことを調べたり本を読んだりすると、悪化するような気がしたので、あまり吃音の本は読まないのですが、この本は賞にノミネートされ、重松清さんも大絶賛しているので、読んでみました。

ちなみに重松さんも吃音者です。

 

全てノンフィクションであり、著者も吃音者です。

吃音がある方の人生を追ったり話を聞きに行ったりしている本なのですが、、、

 

今までの吃音本の中で、ダントツ一番でした。

 

本の中で高橋さんという方が出てきます。

高橋さんは、バリバラの吃音をテーマに放送された回に出演されています。

動画を見てみてください。

 

 


www.youtube.com

 

 

吃音の本を読むと、余計に悩み、マイナス思考になることがほとんどなのですが、この本は前向きに捉えられる本でした。

 

読んでよかった。

そう思える一冊になりました。