本を読んでPart10
〝本を読んで〟の記事が10回目になりました。
昨年までは一年に一冊読めばよかった私が考えられないです。
本を読むことが楽しみになり、もっと色々な本を読みたいと思うようになりました。
今回、紹介する本はこちらです。
発達障害の子どもを理解する 小西行郎著
目次
1 発達障害をめぐる混乱
2 発達障害とは何か
3 発達障害の子どもの運動と知覚
4 見る・聞く・感じる世界が違う子どもたち
5 障害があっても安心して暮らせる町
6 子どもは〈子どもの世界〉で育つ
あとがき
発達障がいの子どもを理解するためには、気持ちや感情に寄り添うことはもちろんのこと、知覚面や運動面、発達段階を理解、把握することが大切なことを再認識した一冊です。
胎児(3ヶ月頃)から触覚が発達していて、4ヶ月ごろからは、原始反射が起きていることをこの本で知りました。
お母さんのお腹にいる時から、赤ちゃんは色々なことを学んでいるのです。
最後に印象に残る文章があったので、紹介します。
〈発達障害の子どもを見るときに大切なのは、運動や対人関係、生活習慣などの個々の成長を見ながら、その子の発達の全体を一連の流れのなかで見ることです。〉
〈今できるかできないか、これからできるかできないかだけではなく、過去と比べてどれだけ進歩したかを評価するのです。〉
〈発達障害の子どもの成長を実感できる瞬間は、現在や未来だけではなく、過去にもあるからです。〉
誰かと比較して、優劣をつけたり差をつけたりすることがある日本教育ですが、
子ども達一人一人を見て、、、
以前より〝できるようになったこと〟を増やしていくことが大切です。
Take it easy‼︎